わたしらしい農業の見つけ方
きっかけから
仕事を選ぶ軸は人によってさまざま。
自分の好きなもの・こと、誰かとの出会い、
どこで暮らしを営むか、
自分がどんなことをするとわくわくするのか、など、
自分が共感できそうなワードから
気になる記事を読んでみるのもおすすめです。
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Case 1
食
有機野菜・健康・オーガニック
作目・商品への興味・愛着
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Case 2
人
出会った人からの影響、誘い
ふたりで就農
農業者と結婚
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Case 3
生き方・暮らし方
自給自足・自然
地域活性・地域密着
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Case 4
経験
スキルを活かす事務
販売・営業
イベント企画・広報
NPO・町おこしなど
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Case 5
働く場所
移住etc…地元
Uターン
移住
多拠点居住
case1
食
有機野菜・健康・オーガニック
健康や環境のために、有機野菜を買うひとが増えてきました。
自分で有機野菜をつくってみる、そんな選択肢もあるんですよ。
自分でつくると、どんな土でどんな肥料をつかってどんな栽培方法で育っているか、ぜんぶ見えるから、安心・安全です。
作目・商品への興味・愛着
スーパーに並ぶ野菜は、ほんの一部。
世界にはもっと多様な野菜があります。見たことも、食べたこともない野菜をつくってみたい?それなら、自分の畑で自由につくってみましょう。フレッシュな野菜からソースなどの加工品をつくれるのも、料理好きにはたまらない魅力です。
Case2
人
出会った人からの影響、誘い
職場で出会った取引先の方からの紹介、勇気を出して参加した新規就農者向けのセミナーなど、農業への一歩に向けて背中を押してくれたのは、「出会い」がきっかけだったというパターンもあります。初めての場所に行ってみることで新たな出会いが生まれるかもしれません。
ふたりで就農
移住して、未経験から就農するカップルやご夫婦もいます。生活も仕事もずっと一緒なことによる苦労はもちろんありつつも、同じ方向を向いてお互いにがんばる楽しさは格別です。また、新規就農者の受け入れは、国や各自治体がさまざまな補助を行っているので、気になる方は自治体の窓口へ相談に行ってみるのがおすすめです。
農業者と結婚
農家であるパートナーと結婚したことをきっかけに、農業の仕事を始める方もいます。最初は未経験からのスタートで戸惑うことが多くても、パートナーと一緒に農作物を育てていく中で、野菜への愛が生まれたり、農業の知識がついておもしろく感じたり。農家ならではの暮らしの知恵もあり、日々自然の恵みを感じる生活になりそうです。
Case3
生き方・暮らし方
自給自足・自然
生きていくのに必要な、衣食住。自然とともに生きていくなら、自分で野菜をつくる技術は欠かせません。土づくり、種まき、苗づくりから収穫まで、慣行農法でも有機農法でも「育てる」技術は先人から受け継がれてきたものです。そのエッセンスを、ぜひ学んでみてください。
地域活性・地域密着
自分の地元や、好きな地域で農業をする。すると、生活していただけでは関われなかった地元の農家さん、小売店、飲食店などと違った確度で接することができるようになります。それも、地域で農業をするおもしろさの一つです。
Case4
経験・スキルを活かす
事務
農業に今までの事務の仕事が活かせるの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。例えば、在庫数の管理や記録を行う、補助金などの申請にあたって書類作成をする、経理など農業においても事務のスキルは欠かせません。生産以外でも農業に関わる仕事はたくさんあるのです。
販売・営業
最近では、農業者(1次産業)が製造・加工(2次産業)やサービス業・販売(3次産業)にも取り組む6次化もさかんに行われています。販路開拓を行う営業や、マルシェに出店したり、農園で販売を行うなど、今までの経験を活かすこともできます。
イベント企画・広報
作った野菜や加工品をもっと手に取ってもらうために、農園の認知度向上のためにSNSでPRを行う、地域の人たちを集めてイベントを行うなど、自分の関わる仕事をアピールする手法は農業でもたくさんあります。SNSで「農業女子」などのワードで検索してみると、農業で働く人たちが発信している多くの記事を見ることができますよ。
NPO・町おこしなど
農業を始めることになったきっかけのひとつとして、自分の生まれ育った地域をもっと盛り上げたいという思いを持つ人や、地域協力活動を行いながらその地域への定住・定着を図る「地域おこし協力隊」の活動のひとつとして、農業をしている人もいます。
Case5
働く場所・移住etc…
地元
農業を通して地域を盛り上げていきたい、そこで暮らす人たちの食を農で支えたいなど、地元で働く理由のひとつには、生まれ育った、自分にとって愛着のある場所に貢献したいというところがありそうです。人脈がある、土地勘があるなどの強みも地元ならではなのではないでしょうか。
Uターン
地方で生まれ育った人が、もとの出身地に戻って働くことをUターンといいます。Uターンについては、移住や就・転職などで自治体から支援を受けられるケースもあります。最近ではテレワークの普及により、働く場所を選ばずどこでも仕事ができるようになったことで、再び注目されています。
移住
移住に関しては自治体からの支援を受けられることもあります。地方は都会に比べると自然も多く子育てなどもしやすい環境ではあるものの、生活スタイルやその地域の文化の違いなど、よく調べておかないとなじめず苦労することもあるかもしれません。事前に移住のメリットデメリットを知っておいたうえで、検討しましょう。
多拠点居住
多拠点生活、アドレスホッパーという言葉を知っていますか。テレワークの普及によって働く場所が自由になったことにより最近注目されつつあるライフスタイルです。住居と仕事を確保できれば、そのような自由な暮らし方も可能になっているのです。