イベントレポート

野菜を育てると、足もとの幸せに気づける。
自炊料理家・農園オーナー・フリーランス農家が語る「農ある生き方」の始め方

働き方や、人とのつながり、住む環境、自然への配慮が改めて見直された、この数年間。
「この先どんな仕事をして、どんな場所で暮らしていこうか」と、考えた方も多かったのではないでしょうか。

まさに自然とともにある職業が、農業です。
「女性で農業？農業って、力仕事が多くて、専門的で、キツイ仕事ではないの？」と、思う方もいるはず。
しかしのぞいてみると、農業という領域で、経験やスキルを活かして生き生きと活躍する女性の姿があります。

さらに、生業としての農業ではなく、暮らしの延長線で農と関わる方もいます。
自家菜園や、地域のコミュニティ菜園、
近所の農家さんのお手伝い、
はたまたちょっと遠くの農家さんに会いに行ってみるなど、農とのかかわり方は人それぞれ。

“自分のやりたいこと・思い描いていること”に合わせて、かかわり方を選ぶことができるのが
農の奥深さなのです。

WEBメディア「me&Agri」でも、
異業種から農の世界へ飛び込んだり、
2拠点生活から農業をはじめたり、
結婚をきっかけに自分が楽しめる農業の形を見つけたりといった、
さまざまなストーリーをもった女性農業者を取材してきました。

また、コラム連載「わたしと農をつなぐもの」でも、
料理やモデルを仕事にする方々の農とのかかわり方を
ご紹介してきました。

今回のトークイベントでは、農家、料理研究家、
編集者の視点から、
“わたしらしい農ある生き方”をつくるキャリアのヒントや、農とかかわる仕事の魅力と可能性を探ります。

お話を聞かせてくれるのは、4名のみなさん。

まず、農業界で活躍する2名の農家さん。
福祉の現場で彩り鮮やかな野菜のもつ力を感じ
農家になった月野亜衣さん、
北海道から沖縄まで季節ごとに移動する
フリーランス農家・小葉松真里さん。

続いて、自炊料理家として、一汁一菜を基本としながら旬を取り入れたレシピで人気の山口佑加さん。

3名のゲストとお話を進めるモデレーターには、
greenz,jpの編集者やフリーランスとして活動しながら、農的暮らしを実践する柳澤円さんをお迎えします。

自然や食事に関係する仕事をしていきたい方、
農的暮らしに惹かれる方、
農業ってどんな仕事なのか知りたい方。
ぜひ一緒に、”わたしらしい農ある生き方”を
探っていきましょう。