お話を聞いた人
取り組みは大きく2つあり、1つ目はメンバー皆で岡山県の先進事例視察に行きました。2つ目はのら×たん ゆらジェンヌのポスターやチラシを作成し、関係機関に掲示・配付しました。
岡山農業女子グループの視察では女性起業家として活躍されている有精卵の「卵娘庵様」白きくらげの「結ファーム様」を訪問し、加工品の開発やパッケージ、パンフレットや商品のPR方法、従業員への関わり方、何よりも良い商品作りのこだわりについて身をもって勉強させていただきました。メンバーの今後の活動の参考になることがたくさんあり、有意義な視察となりました。
ポスターやチラシを各関係機関に掲示、配付することで、地域で声をかけて下さる方や応援してくださる方が増えました。メンバーの商品や売り先の店舗、マルシェの際にチラシを配付することで活動内容をアピールすることもできました。
畑などでも声をかけられるようになったとのこと。事業をきっかけに皆さんの素敵な活動の認知度が上がって私たちも嬉しく思います!
男性中心の職場で働いてきましたが、同じ農業界で働いている女性とグループ活動で出会い悩みを相談することで、精神的に励みになっています。
また、自分の所属する職場においては、トラクター作業は女性でも比較的簡単にできますし、機械(らくらくハンド)導入により重たい袋を持つ回数を減らしたり、ドローン導入をしたりすることにより散布作業の労力軽減などを取り入れています。
発起人のお二人(小林さん、赤堀さん)が京の農林女子ネットワークでの活動に以前から参加していたのですが、地元(京都府中丹地域)でもグループを結成したいと仲間を集めたことがきっかけです。
立ち上げ前に開催されたイベントで、メンバーにならないかと声をかけていただきました。普段家族以外との交流がほとんどないため自ら接点を持っていくことが大事だと思い、参加を決めました。のら×たん ゆらジェンヌのメンバーは熱い思いで農業に取り組まれている方がたくさんおられてぜひ仲間になりたいと思いました。これから頑張ろうとしている新規就農の女性も3人在籍しており、活動を通して何か力になれればいいなと思いました。私も若手の方に負けてられないな!と刺激をもらっています。農業界はつらい、しんどいイメージですが、工夫の仕方で自分のスタイルで楽しめる可能性がたくさんあると思います。若い世代が農業を魅力的に感じる。そんな農業界を目指していきたいと思います。
今年度は、食育活動として子どものみならず大人の講習会を開催し、地元の農産物の良さを伝えていきたいと思います。引き続きマルシェの出店も行いたいですし、有機野菜の栽培技術や売り方の勉強、自分たちの活動を小冊子にまとめて地元の農産物の良さや農業の楽しさを伝えていくなど、さまざまな活動を計画しています。
メンバーで「きょうと食いく先生」という資格を取って、大人向けの食育活動を進めていかれるとのこと。既に直近のスケジュールも決まっているとのことで、積極的なアクションがすばらしいです!
私は農家の娘ですが、志を持って農業を目指す方には0からの出発、農業は地域との連携が大切な仕事なので、地域のつながりを大切にして、地域の人にかわいがってもらえたらと思います。自然が相手なので大変なこともありますが、愛情をかけただけ作物は結果を出してくれると思います。
また、自分の思い描く理想に近い方に会ってみて、直接お話を聞くのも近道だと思います。
何よりも楽しんで頑張ってください!応援しています!