お話を聞いた人
男女別水洗トイレの設置を行いました。
収穫が終わるタイミングで全員に振り返りアンケートを書いてもらっているのですが、労働環境という項目でトイレの整備が良かったとの声が多く挙がりました。
ちなみにトイレ以外では「ハウスの入口に冷蔵庫が欲しい」「駐車場の見通しを良くしてほしい」「(ハウスが暑くなるため)早出出勤を希望」「休憩所にロールスクリーンが欲しい」「会社のウインドブレーカーを制作してほしい」などさまざまです。すぐにはできないものもありますが、なるべく意見を反映したいと思っています。
直接は言いづらいことでも、アンケートを取っていただけると伝えやすくて助かりますね!
シーズン終わりにアンケートを取って細かな要望は都度反映していますが、その他、最初は希望のシフト量よりやや少なめに入ってもらい、余裕を持ってローテーションを組むことを心がけています。体力のいる仕事なので、思っていたよりもしんどかったという場合もペースを整えやすいですし、突発の仕事にも柔軟に対応してもらいやすいです。
注文いただいているお客様を大切にして、おいしいと言ってもらえるいちごを全国に届けたい、またいちごを通じて農福連携や食育活動など、地域に貢献できるようなことをしていきたいと思っています。
食育については、子ども向けの企画を前職からやっていたので、今度はいちごを使って何かできたらと思い始めました。農福連携については、就労支援施設に箱折りや伝票などを委託していますが、施設利用者の皆さんが楽しくイキイキと働いているという声を聞いて、お願いしたこちらも嬉しい気持ちになります。
「女性だから」ということはあまり意識していなかったです。女性男性に関わらず、経営者の立場として従業員が働きやすい環境を作ることは最低限必要だと思い、取り組みました。やはり来てもらったからには長く働いてもらいたいですね。
栽培規模はこれくらいにして、直売に力を入れて、お客様の顔がより近い農園を目指したいと思っています。直売所を作ることと、スタッフの通年雇用にも取り組んでいきたいです。
体力のいる仕事でもあるし、知識もいるし、大変なところはありますが、お客さんの声が直に聞けて、とてもやりがいのあるおもしろい仕事でもあります。始めてみると皆さんもこれまで知らなかった新たなおもしろさを見つけていただけるかもしれません。